ebay輸出で詐欺クレームに合わないためにあなたがするべきこと

みなさん、こんにちは！

&RYUです。

カメラ輸出然り、イーベイ輸出をしていると、

どうも怪しいバイヤーに遭遇することがあります。

詐欺バイヤーに合わないためにあなたがやるべきことを書いていきます。

なんだか怪しい・・・詐欺かなと思ったら

まずは、落ち着きましょう。

落ち着いて対処すれば大丈夫です。

ついカッとなって行動してしまうと、後になって損をするばかりです。

あなたがこのページを見た時が詐欺られたかも！と気持ちが高ぶっているかもしれません。

落ち着いて冷静に対処していきましょう！

詐欺の種類と対処法

ここでは実際に詐欺に合う可能性の高いものとその対処法をお話していきます。

Case1 違う住所に送ってくれないか？

イーベイで購入後、イーベイ内のメッセージにて、

送り先だけどここに送ってくれないか？とメッセージを受けることがあります。

言われた通りの住所に送ってしまうと、未着のオープンケースを開かれてしまい、

正しい住所に送っていないとされ、バイヤー有利の判決となり強制返金されるだけなく、

ペイパルのセラープロテクションを受けることができなくなってしまいます。

対処法

確かに利益を獲得したいとは思いますが、必ず断りましょう。

英文はこうです。

I ship only to PayPal registered address.
It is because it can’t be compensated if it is shipped.
thank you.

訳：私はペイパルに登録した住所にしか発送しません。
発送した際に補償を受けることができないためです。
よろしくお願いします。

とメッセージを送ったあとに、トップページ右上の「My eBay」→「Selling」→「Orders」

→「Awaiting shipment」と行き、該当商品の下三角印(赤丸)から「Cancel orders」を選択します。

その後、キャンセル理由である、「Something was wrong with the buyer’s shipping address」を

選択します。これで完了です。

この商品が本当に欲しい場合は、ペイパルの住所を変更して購入してくれると思います。

Case2 商品の未着詐欺

商品発送後に、未到着のオープンケースを開いて来る場合です。

こちらは以前に記事にしました。

→実録！商品未着のオープンケースでディフェクトレートがカウントされた話

上の記事は詐欺ではありませんでしたが、

商品が届いていないとオープンケースを上げて一旦全額返金したあとに、

商品到着→ペイパルから請求書を送っても支払いをバックレれて、

商品＋代金を奪われるパターンです。

対処法1

記事内でも説明している通り、オープンケースを開かれてからやれることは少ないです。

なので、カメラ輸出をする場合は必ず

・追跡番号をつけること

を徹底してください。あとはバイヤーと連絡を取り合って安心してもらうことです。

また紛失の場合がありますので、その場合はこちらの対処をします。

→商品が紛失したので日本郵便に調査請求してみた。

僕も今のところこの未着詐欺に出会ったことはありませんが、

なんとドイツでは、居留守を使った詐欺があるようです。

通常、商品がドイツに届いていて、受け取りを拒否すれば、

追跡ステータスは差出人に返送になるし、

電話でキープを連絡すれば受け取り待ちとか、窓口受け取りとか、

私書箱保管とかにステータスは切り替わるんですが、

居留守の場合は、バイヤーからコンタクトが取れないので担当局で保管となります。

通常は不在持ち戻りなどの後に保管になるケースもありますがいきなり保管になる。

そうして未着オープンをして、こちらが追跡番号をアップロードや連絡をしても

期限が来ればebayエスカレート→強制返金、

もしくは渋々全額返金をしたあとに悠々と受取されるという。。。

そんなくそバイヤーにペイパルから請求書を送ったところでバックレますよね。

このような未着詐欺は今のところ泣き寝入りしかありません。

そのために次の方法です。

対処法2

上記のような未着詐欺と取引をする前に

・アカウント状態を確認して取引自体しない

という方法もあります。

アカウント状態の確認ですが、

・相手のイーベイ評価を確認する

・相手の名前と住所をグーグルで検索してみる

・イーベイやペイパルに問い合わせをしてみる

などの取引人物の詳細を確認してみることが大切です。

よく詐欺をしているバイヤーというのは、

他のセラーからのReport Buyerが複数上がっていることが多く、アカウントを維持できません。

その為、新規のアカウントであることが多いです。

また毎回ではないですが、グーグル検索にも相手がビジネスをしていれば情報が出ますし、

犯罪履歴があれば表示されるはずです。

他にも実際にペイパルに問い合わせをして

・このメールアドレスは取引しても安全ですか?

・過去に多くのチャージバックやクレームを高額商品に対してしたりしていませんか?

と聞いたり、イーベイに電話をして

・このバイヤーは古いアカウントで最近全く購入履歴がないけど、取引して安全ですか?

・心配なので調べてもらえますか?

と問い合わせてみましょう。

また実際にバイヤーに連絡を取ってみてコミュニケーションを取ることも重要です。

そして、総合的に判断して取引をしない。というのも対処法の一つです。

特に高額商品なんかは、慎重に取引を進めていきたいものです。

Case3 商品が壊れている、違うものが届いた詐欺

商品が無事に届いたものの、壊れている。や違うものが届いた。と言って

・全額返金をねらってくる(商品そのままで全額返金)

・バイヤーが元々持っていた壊れている同じ商品を返品してくる

と言った詐欺があります。

どれも信じられませんが、実際にある詐欺です。

ですが、本当に壊れている場合もありますので、そこの見極めは重要ですが、

対処法は以下の通りです。

対処法

対処法としては、発送前に高額の商品である場合は補償をつけるのはもちろんこと

・商品のシリアルナンバーを控えておく

・動作確認時の動画を撮影しておく

・梱包時の様子を撮影しておく

今は動画も綺麗に撮影できるので、しっかりと証拠を残すことが重要です。

エスカレート時の判断材料となります。

僕自身もシリアルナンバーは必ず撮影していますし、

高額商品に関しては、出来る限り動画で残すようにしています。

また配送時に壊れてしまった場合を想定してバイヤーには、

・壊れた箇所の写真を送ってもらうこと

・郵便局に補償を請求してあなたに返金する旨を伝えること

・証拠となる段ボールはとっておいてもらうこと

・ダメージレポートを書いてもらう必要があること

を伝えてください。

本当に配送中に壊れている場合、バイヤーは対応してくれるはずです。

詐欺の場合は面倒なのか返事が来なくなります。

Case4 一部返金詐欺

やたらとクレームを付けて一部返金(割引)を狙ってくるバイヤーのことです。

商品が届くのが遅いとか、梱包が雑だったとか。

小さなことでクレームを言ってきます。

いわゆるクレーマーですね。

対処法

明らかなクレーマーでしたら、私は返品、全額返金しかしません。と

突っぱねてもいいかもしれません。

しかし、ネガティブ・フィードバックを付けられる可能性がありますので、

少額でしたら、一部返金して取引を終了してもいいかもしれません。

その後、即座にそのバイヤーをブロックするのがいいと思います。

→eBay輸出！バイヤーをブロックする方法！

僕がよくするのは少額の一部返金を提案し受け入れてもらいブロックして終了します。

その他のクレーム対処

下記2つのクレームに関してバイヤーからネガティブ評価をもらった場合は、

イーベイに連絡をして取り消しをしてもらうことができます。

・関税でのフィードバック

・フィードバックを盾にした脅し

関税はバイヤー負担で決まりですので、関税が高すぎ！という理由で

ネガティブフィードバックを付けられても取り消し出来ます。

体感としては、ヨーロッパのバイヤーに多いです。

ネガティブつけるぞ！と脅迫行為もイーベイは禁止しているので、

一部返金や新しいモノを送ってこいと言ってきても、

ネガティブフィードバック利用した脅迫行為は禁止されていること相手に伝えましょう。

その後、実際にネガティブを付けられても、しっかりと内容を保存してイーベイに報告すれば、

取り消しできますので安心してください。

最後に

詐欺行為の対処は非常に労力を使います。

イーベイで数十万詐欺られた挙句、引退してしまうことも珍しくないということです。

イーベイ自体もバイヤー有利のプラットフォームなので、

トラブルに巻き込まれないように未然に対策できることはしましょう！

僕自身も未だに詐欺らしい詐欺に引っかかっていないので、

もし出会ってしまった場合は、ブログで報告しますので楽しみにしていてください！